ベトナム株の銘柄を個別に購入するとベトナム政府による突然の資本引き上げ規制など新興国特有のリスクにさらされることになります。
賃金の上昇により世界の工場であった中国からベトナムに製造業の生産拠点がシフトしています。
とはいえ、ベトナムの後方にはミャンマー、バングラデシュのようにベトナムよりもさらに賃金の安い新興国が控えており、隣にはタイという強力なライバル国があります。
輸出が好調でも貿易黒字を重ねていけば時間とともにベトナム通貨であるドンは値上がりしていきます。
通貨高になれば当然輸出競争力が弱っていくのです。
政府が通貨切り下げを強行しても、生活用品の多くが値上がりするため、賃上げを求めてストライキも頻発します。
海外の投資家がベトナム投資は割があわないと判断すれば、投資資金はいっきに引き上げられます。
ベトナム株式市場も急激に崩れるでしょう。
輸出も振るわず、海外からの資本も流出すれば途端に外貨準備は底をつき、金融危機が勃発です。
この局面でベトナム政府は海外の投資家に対し資金を引き上げを規制する動きに出るかもしれません。
この点、アメリカに上場しているベトナム株ETFは、ベトナム本国の規制を受けません。
売却したい時に売却できるメリットがあります。
楽天証券の米国株価検索で検索すると『VNM マーケット・ベクトル・ベトナムETFNYSE Arca 』というETFが出てきます。アメリカの証券市場に上場しているベトナム株のETFです。
楽天証券の外国株口座を開設すればVNMを購入することで日本から米国経由のベトナム投資が可能になります。