
ある期間の「上昇した銘柄の数」「下降した銘柄の数」に着目した指標が騰落レシオです。
期間は一般的に25日間(約一ヶ月)が使われます。
相場が底付近になると市場全体が値下がり銘柄ばかりになります。
逆に天井付近では値上がり銘柄ばかりになります。
騰落レシオはこの傾向を利用して相場の天井と底をとらえようとするテクニカル分析手法です。
計算式
騰落レシオ=過去25日間に値上がりした銘柄数÷過去25日間に値下がりした銘柄数✕100%読み方
- 120%以上の水準は相場は過熱気味であり、天井が近いと判断
- 80%以下は相場が低迷状態にあり、底値ゾーンにあると考えられ、底値が近いと判断
騰落レシオが機能しやすい相場
一般的に騰落レシオが機能しやすい相場はプラス材料とマイナス材料が拮抗している方向感が乏しい相場です。上げる材料が圧倒的に強い場合は天井サインが機能しなくなります。
下げる材料が圧倒的に強い場合は底のサインが機能しなくなります。
騰落レシオの検証
下は日経平均株価推移です。2013年6月~2014年7月は2012年11月から始まった急上昇が一服した後の相場です。
下は日銀の金融緩和、上は消費増税の影響を警戒した動きから買いも売りも長く続かない相場が続いています。
騰落レシオが80%を割り込むまで売られた後は120%まで買い上げられるパターンが続いています。

騰落レシオの底と日経平均株価の安値との時間差
レシオ 日経平均の安値 後の上昇率2003年3月19日 79% 28日後 31%
2003年11月19日 73% 同時 27%
2004年5月17日 69% 同時 13%
2004年8月6日 67% 6日後 6%
2004年10月21日 70% 2日後 12%
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